宮城県在住の社会人 福原です。

本日3月11日は東日本大震災が起きた日です。
私は当時高校を卒業して春休みを自宅で過ごしていました。
大きな揺れこそ自分ごととして捉えられたものの、ライフラインの断絶により津波などはラジオ越しに聞いたため、もしかしたら被災地以外に住まわれている皆様の方が恐怖を感じていたかもしれません。

被災した際には先に例をあげたラジオのように、防災グッズがないと不便なことがたくさんありました。
この記事では私自身の経験も踏まえ、一家に一台備えておくべきと感じた防災グッズを紹介いたします。
備えあれば憂いなし、です。

食べ物がないと話にならない


食べ物がないと話になりません。
車にも乗れないので、食料を手に入れにいくのも、持って帰るのも大変です。
そもそも食料が手に入らないということもあります。
私はツナ缶しか手に入りませんでした。
必ず備えておきましょう。

おすすめは「長期保存可能なパン」「水を入れるだけで調理できるおかゆ」です。

情報がないと不安で心がつらい


私の場合はラジオでしたが、可能であればテレビのほうが良いでしょう。
この際、必ず手回し充電式にしてください。
電気は基本的に使えなくなる前提で防災グッズは組むのが良いです。

おすすめは「手回し充電式 ワンセグ液晶テレビ」です。

夜は暗くて防犯が心配になる


前述同様、電気は基本的に使えなくなります。
それでも夜はやってきて、外は暗くなります。
明かりを手に入れるために蝋燭なども選択肢に入りますが、いつ大きな地震がくるか分かりません。
可能な限り長時間バッテリーが持つ電気式ランタンが良いです。

おすすめは「1週間連続点灯可能なランタン」です。

便意は常にやってくる


水道が使えず、電気も使えずとなると、自宅のトイレは機能不全になります。
あまり食べてもおらず、飲んでもおらずといった日々を過ごしていても、便意はやってきます。
幸いなことに水自体は支援いただける可能性が高いです。
水さえもらえれば使えるトイレは準備しておくと衛生面がクリアになります。

おすすめは「タンク取り外し可能なポータブル水洗トイレ」です。

 

平時は不要な可能性が高いが...


私は実家で被災したため、こういった防災グッズを防災グッズとして持っていたわけではなく、たまたまあっていた、という形でした。
一人暮らしの方であれば部屋のスペース的にも、間違いなく平時は不要で邪魔な可能性が高いと思います。
しかしながら、あって心から良かったと思ったのも事実です。
すべてあれば便利ですが、すべてでなくてもご自身の準備できる範囲で準備しておくのが良いと安心のはずです。
備えあれば憂い、です。

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